行政書士試験のための民法過去問(超基礎編)

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15年28問 行政書士試験民法

選択肢の2はどうですか?

これはきちんとやると難しいです。
しかし、無権代理と他人物売買は再三出てますね。
本肢もそれに関する問題ですね。

本問は他人物売買です。
すると、所有者でない人からかったCは所有権を取得しません。
これが原則です。

しかし、本肢では所有者が追認しています。

この場合に所有権をCが取得すると考えてもいいでしょうか?

ここは常識で考えても良いですよね。だって、所有者が後から良いといっているのですから。
追認とは後になって認めることですよね。
後になって所有者が認めたのだから所有権が移転したと考えてもいいはずです。

問題はこの先です。
所有権はいつから移転したと考えるべきなのかです。
本肢は追認したらその契約時にさかのぼって所有権が移転するのではない、としています。

皆さんはどう思いますか?

常識的に考えると他人のものを勝手に売ったのですよね。
しかし、後になって売主がオーケーした。
すると、契約が有効になるのは売主がオーケーを出したときでは?と考えるのが筋が通っている気がします。

でも、所有者がオーケーしてんだから契約時からちゃんとした契約で所有権もそのときから移転しているって考えて良いのでは?と考えることも可能でしょう。

なんと、これについては判例があります。
これについて無権利者が売ったのは無権代理人が売ったのと同じものだということから、116条がさかのぼって効力を生じることを踏まえて、116条を類推して契約時に所有権が移転するとしました。


どうでしょか?
これについてもこの判例はしってるよ、として、速攻で×つけた人もいるでしょう。
本試験ではそれでも良いです。

しかし、今は問題演習のときです。
しっかり、本試験がどういうところを問いかけているのか、どういう点を学習して欲しいのかを考えながら解いてください。

私はこの選択肢の1と2は行政書士試験の勉強の範囲を明示していると思います。

原則論を覚える。
条文を覚える。
そして、類推適用や判例の代表的な知識を覚える。
この3つを要求していることがこの1,2の選択肢からわかるはずです。

記憶で解いている人はこの感覚は身につかないと思います。
良いでしょうか。

民法は問題分析、原則論や社会常識での判断が第一です。

その次に判例、条文の知識です。

続きはまた後日。

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行政書士 山賀 良彦(やまが よしひこ)

電話  03-6426-8796
メール asukayama@movie.ocn.ne.jp
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