行政書士試験のための民法過去問(超基礎編)

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15年度行政書士試験第27問

そして、最後の15-27-5です。

もう慣れましたね。
投資の勧誘を行うものとして雇われていたにすぎないって問題文に書いてあります。
それが代理人として、投資契約を行ったんですよね。

投資契約の代理権授与行為は問題文からは、「ない」、と考えるべきでしょう。
こういう考え方も慣れてきましたよね。
過去問検討ってそういうことです。

じゃあ、本人には効果は帰属しませんよね。

また、この場合に本人に帰責性はあるのではと思いますよね。

これも判例はあるのですが、まず、選択肢の1を見てください。
1は代理権が与えられているって、書いてあるんですよ。
代理権授与行為があるんです。
しかし、5は書いてないんです。

試験委員は気をつけています。
そして、1は代理権の範囲内でやっていますね。
しかし、5は、与えた権限は投資の勧誘です。
権限を超えているんです。

いかに注意して問題文を作っているのかがわかりませんか?

あと、帰責性がやっぱり引っかかる人もいると思います。
110条の基本代理権の問題で引っかかる人もいると思います。
たしかに、こんな人を雇っているというのはあるでしょうね。

しかし、投資の勧誘行為という単なる事実行為にすぎないこと、110条の基本代理権が法律行為であることを考えると、やはり、本人に効果帰属するのは無理でしょう。

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行政書士 山賀 良彦(やまが よしひこ)

電話  03-6426-8796
メール asukayama@movie.ocn.ne.jp
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